子供の身長は遺伝で決まるの?

「お父さん・お母さんの身長が高いわけではないから、お子さんの身長もそれほど高くならないのでは?」
と言われて納得してしまうことはないでしょうか。確かに「遺伝」ということがありますから、身長や体質もある程度遺伝で決まってしまうところはあるかもしれません。

親が身長が低いと子供も必ず低いか


 親の身長が低いと子供の身長も必ず低いかというと、答えは「NO」です。
昭和戦後の昔の栄養事情が悪かった頃に比べて、その子供は栄養事情が良くなると親の身長をほとんど越しています。そして、さらにその子供は更なる栄養の充実と運動や十分な睡眠も取れるようになり、体格はますます欧米化してきました。その遺伝は辿っていけば戦後の栄養事情が悪かった人々の遺伝子であるのですから、環境や生活は遺伝を超える力を持っているということになります。

親の身長が高ければ安心?


 身長が高くなるということが「遺伝」だけが要因でないとすると、逆をいえば
「親の身長が高くても、子供の身長が低くなる場合がある」
ということです。環境や生活習慣によっては、親の身長が高いにも関わらず子供の身長が低くなる可能性もあるということです。
 また、親の身長が高くて低身長の病気が無くても、子供の身長が伸びない病気が発生する場合があります。身長が伸びない病気は遺伝で発生するものだけではありません。後天性の甲状腺ホルモン分泌不足などもありますし、精神的な影響での身長の伸び悩みもあります。
 親の身長の高低で、子供の身長増加を安心したりはできないのです。

ご協力頂いたサイト・参考にしたサイト


子供の身長を伸ばすには http://checkmateking.net/
 食べ物から運動・成長ホルモンまで、子供の身長に付いて漏れなく紹介しています。
 このサイトが切欠で、子供の身長を伸ばす取り組みをはじめました。

子連れ旅行.NET http://www.kodure.net/
 長期休暇の前などに参考にさせて頂いています。
 子供の成長に合わせ旅行の楽しみが変わるので、参考になります。